ギャラリーカジオ企画展
six-persons exhibition of ceramics
―陶磁6人展―
2021年10月9日 [土]―17日 [日]
AM11:00―PM5:00
*最終日17日はPM4:00まで
新型コロナウイルス感染防止対策をおこなっています
MESSAGE メッセージ
ごあいさつ
この度、東京・千葉を拠点に活動している、6名の作家による展覧会を企画いたしました。
6名共に、日本工芸会に所属し、お互いに刺激を受けつつ切磋琢磨している間柄です。
「陶芸」の枠の中でも様々な素材がある中で主に陶器(土)を素地にしている、鈴木・安田・輪笠。
主に磁器(石)を素地としている、高橋・星野・和田。
それぞれが、表現に合わせ素材を選択し、焼成を通して作品へと昇華させてゆきます。
今回、小さな作品ではありますが作家それぞれの制作意図や手法をより浮かび上がらせることを目的に、共通のテーマとして「香炉」を制作いたしました。
6者6様の考えと手法で制作された作品を楽しんでいただけましたら幸いです。
ARTISTS 参加作家
鈴木圭太/高橋奈己/星野友幸/安田直子/輪笠伸好/和田 的
ARTIST BIOGRAPHY 作家経歴
鈴木圭太 Keita SUZUKI | |
1985 | 千葉県船橋生まれ |
2009 | 杏林大学外国語学部卒業 |
2013 | 横浜いずみ陶芸学院卒業 |
2014 | 千葉県稲毛海岸に工房を構える |
2021 | 千葉県松戸市に工房を移転 |
伝統工芸陶葉会会員 | |
■ 個展 | |
2018, 2019 | ガレリア織部 |
2020, 2021 | lucite gallery 追分軽井沢 |
2021 | 織部下北沢店 |
■ 公募展 | |
2015 | 東日本伝統工芸展 |
2017 | 日本陶芸展 |
日本伝統工芸展 | |
2018 | 現代茶陶展 |
2019 | 美濃陶芸展奨励賞 |
高橋奈己 Nami TAKAHASHI | |
1997 | 武蔵野美術大学短期学部専攻科(陶磁コース)卒業 |
1997-1999 | ファエンツァ国立陶芸美術学校在籍(イタリア) |
■ 個展 | |
2010 | 柿傳ギャラリー(東京)(同 2012年, 2014年, 2016年, 2018年, 2020年) |
2017 | 日本橋三越美術サロン |
2019 | 「白磁の形高橋奈己展」LIXILギャラリー(銀座・東京) |
日本橋三越アートスクウエア | |
■ 主なグループ展 | |
2016 | 「FINE ART ASIA」出展(香港) |
「SOFA CHICAGO」出展(シカゴ) | |
「近代工芸と茶の湯Ⅱ」東京国立近代美術館工芸館 | |
2017 | 「COLLECT 2017」出展(イギリス・ロンドン) |
2018 | 「日本×ファエンツァ姉妹都市・国際陶芸展・陶芸学校交流の軌跡展」(ファエンツァ・イタリア) |
2019 | 「岡田文化財団設立40周年記念 第14回パラミタ陶芸大賞展」 (パラミタミュージアム・三重) |
■ 主な公募展 | |
2008 | 「第8回 国際陶磁器展美濃」入選(同、2014年, 2017年) |
2013 | 「第5回 菊池ビエンナーレ」入選(同、2015年, 2017年, 2019年) |
2016 | 「第63回 日本伝統工芸展」新人賞 |
「第50回 女流陶芸展」T氏賞 | |
2017 | 「第42回 日本陶芸展」茨城県陶芸美術館賞 |
2018 | 「第11回 現代茶陶展」TOKI織部大賞 |
2021 | うちにこんなのあったら展 気になるデザイン×工芸コレクション 国立工芸館 |
「茶陶展」 茨城県陶芸美術館 | |
「現代茶陶展のあゆみ」 土岐市美濃陶磁歴史館 | |
「近代工芸と茶の湯のうつわ―四季のしつらい―」国立工芸館 | |
■ パブリックコレクション | |
東京国立近代美術館(東京) , 茨城県陶芸美術館(茨城), INAXライブミュージアム(常滑、愛知), ファエンツァ国際陶芸美術館(イタリア), イセ文化基金, 土岐市 |
星野友幸 Tomoyuki HOSHINO | |
1976 | 山梨県甲府市出身 |
1999 | 横浜市立大学卒業 人材サービス企業にて5年間勤務 |
2005 | 京都府立陶工高等技術専門校 成形科修了 猪飼祐一氏に師事 |
2007 | 東京都国分寺市にて独立 |
2013 | 日本工芸会 正会員認定 |
■ 受賞 | |
2013 | 第53回 東日本伝統工芸展 三越伊勢丹賞 |
2013 | 第60回 日本伝統工芸展 日本工芸会奨励賞 |
2013 | 第5回 菊池ビエンナーレ 奨励賞 |
2013 | 第22回 日本陶芸展 特別賞・茨城県陶芸美術館賞 |
2013 | 第1回 陶美展 優秀賞・インテリアアクア賞 |
2017 | 第11回 国際陶磁器展美濃 審査員特別賞(選・藤本壮介氏) |
■ パブリックコレクション | |
茨城県陶芸美術館 イセ文化財団 府中市 | |
■ 個展 | |
2014 | 日本橋三越本店アートスクエア |
2015 | 柿傳ギャラリー(新宿) |
2016 | Mizen Fine Art(パリ), 岡島百貨店(甲府) |
2017 | 柿傳ギャラリー(新宿), 福岡三越、LIXILギャラリー(銀座) |
2018 | 日本橋三越本店アートスクエア |
2019 | 髙島屋大阪店、ギャラリー隨縁(瀬戸) |
2020 | 柿傳ギャラリー(新宿), 福岡三越 |
2021 | 日本橋三越本店美術サロン |
■ グループ展 | |
2016 | 陶美展受賞者による未来のカタチ展/日本橋髙島屋 |
現代陶芸・案内(ガイド)展/茨城県陶芸美術館 | |
2017 | 進化する磁器展/茨城県陶芸美術館 |
2018 | 陶芸~新世代の技とカタチ~展/札幌芸術の森 |
2019 | 陶の表現四人展/銀座和光ホール |
2021 | 魔法の茶碗展/IPPODO NewYork |
安田直子 Naoko YASUDA | |
1973 | 千葉県生まれ |
2006 | 神谷紀雄に師事 |
2010 | 日本伝統工芸展入選(以後7回) |
2016 | 東日本伝統工芸展奨励賞 |
千葉県館山市に築窯 | |
2020 | 日本橋三越本店にて個展 |
現在 | 日本工芸会正会員/日本陶芸美術協会会員/陶葉会会員 |
輪笠伸好 Nobuyoshi WAKASA | |
1970 | 東京生まれ |
1996 | 清水保孝に師事 |
1997 | 京都府立陶工訓練校成型科卒業 |
1998 | 日本伝統工芸展近畿支部展 初入選 |
1999 | 猪飼祐一に師事 |
2001 | 清水卯一 主幹 蓬莱会に参加 |
千葉県八千代市にて独立開窯 | |
2002 | 第42回 伝統工芸新作展 初入選 |
第49回 日本伝統工芸展 初入選 | |
2005 | 神谷紀雄 主幹 陶葉会に参加 |
2008 | 第48回 東日本伝統工芸展 入選 |
第67回 千葉県展 県美術会賞受賞 | |
2019 | 第66回 日本伝統工芸展 入選 |
第68回 千葉県展 八千代市長賞受賞 | |
2021 | 第61回 東日本伝統工芸展 奨励賞受賞 |
■ 入選 | |
日本伝統工芸展, 陶美展, 日本陶芸展, 千葉県展, 菊池ビエンナーレ, 笠間陶芸大賞展 |
和田的 Akira WADA | |
1978 | 千葉県生まれ |
2001 | 文化学院陶磁科卒業 上瀧勝治氏に師事 |
2005 | 独立 日本工芸会正会員となる |
2007 | 文化庁新進芸術家海外研修員として渡仏 |
■ 個展/'14年以降 | |
2014 | 和田的作陶展(日本橋三越/東京・07, 09, 11年)|和田 的陶展(LIXIL GALLERY/東京) |
2016 | 和田的陶展(Gallery Cajio/東京)|和田的展(現代陶芸寛土里/東京・12年) |
2017 | 東美アートフェア 和田的展(水戸忠交易/東京) |
2018 | 和田的陶展(仙台三越/宮城) |
2020 | 和田的陶展(京都・大阪・横浜高島屋巡回展)|和田的展(GALLERY器館/京都) |
2021 | CONTRAST ―光と陰―(山口県立萩美術館 浦上記念館/萩)|和田的展(ちばぎんひまわりギャラリー/東京) |
■ 主な企画展/'10年以降 | |
2010 | 現代工芸への視点「茶事をめぐって」(東京国立近代美術館工芸館/東京) |
2014 | “Into the Fold: Contemporary Japanese Ceramics from the Horvitz” Collection, Harn Museum of Art (U.S.A) |
2015 | The Japan Foundation Traveling Exhibition YAKISHIME-Earth Metamorphosis(国際交流基金) |
2017 | 近代工芸と茶の湯II(東京国立近代美術館工芸館/東京) |
現代6作家による茶室でみる磁器の現在(根津美術館/東京) | |
茶陶の現在―2018 萩(山口県立萩美術館・浦上記念館/萩) | |
2019 | 21stDOMANI・明日展―平成の終わりに―(国立新美術館/東京) |
第25回 日本陶芸展 招待出品 | |
第21回 岡田茂吉賞展 現代日本工芸の最前線(MOA 美術館/熱海) | |
2020 | 「青か、白か、-青磁×白磁×青白磁」(茨城県陶芸美術館/笠間) |
■ 受賞 | |
2004 | 千葉県美術展 県教育長賞(06年県議会議長賞, 11年県展賞) |
2007 | 第35回 新作陶芸展 白器「表裏」日本工芸会賞 |
2009 | 第3回 菊池ビエンナーレ 白器「ダイ/台」奨励賞 |
第20回 日本陶芸展「ザ! オブジェ」特別賞 池田満寿夫賞 | |
2010 | 第50回 東日本伝統工芸展 白磁「はこ」第50回展記念賞 |
2011 | 第6回 パラミタ陶芸大賞展 大賞 |
第24回 UBE ビエンナーレ(現代日本彫刻展)「ふわふわ 5 !」山口銀行賞 | |
2016 | 第9回 現代茶陶展 白器水指「表裏」TOKI 織部大賞 |
2017 | 第27回 タカシマヤ文化基金 タカシマヤ美術賞 |
第15回 千葉市芸術文化新人賞 | |
第37回 伝統文化ポーラ賞 奨励賞 | |
第64回 日本伝統工芸展 白器「ダイ/台」東京都知事賞 | |
第7回 菊池ビエンナーレ 白器「表裏」大賞 | |
2020 | 日本陶磁協会賞(令和元年〈2019〉度) |
■ パブリックコレクション | |
宮内庁, 国際交流基金, 千葉市, 土岐市, 高島屋史料館, イセ文化基金, 千葉銀行, パラミタミュージアム, 茨城県陶芸美術館, 菊池寛実記念 智美術館, シンシナティー美術館(アメリカ), アレン記念美術館(アメリカ), ミネアポリス美術館(アメリカ), MINKA 現代美術館(アルゼンチン) | |
現在 | (公社)日本工芸会正会員/千葉県美術会理事/陶葉会会員/茨城県陶芸大学校県外講師 |